すべてが変わった日【リッキー・ウイリアムスの初アクセスバーズ体験談】

リッキーのアクセスバーズ
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すべてが変わった日 by リッキー・ウイリアムス

2年前にある友人から電話を受けた。

この友人が始めた新しい “アクセス・バーズ” というものがどんなに素晴らしいかという事を僕に伝えたくてしょうがないという様子のものだった。
面白そうだとは思ったが、自分とは少し距離を感じた。

僕の人生はうまくいっていた。
いい結婚をして、子供たちはみんな元気で、いい仕事もあり、銀行口座にはたっぷり。
そういったスピリチャルな助けが必要なほど問題を抱えていなかったのだ。

それに何か障害が現れたとしても、瞑想したりして自分で乗り越えられるとわかっていた。
それまで生きてきた人生でそうできるよう習得してきたのだった。
ひどい人生と戦い、克服し、乗り越えられるようになってきていた。

ところが、その後もこの友人から何回かアクセスバーズの話を聞いているうち、この人の何かが変わってきていることに気づいた。
案内をもう一度送ってもらって、その2週間後に初めてのアクセス・バーズクラスに参加していた。

クラスの最中、こんなに簡単なものって他にあるのかと自分の中でおしゃべりが止まらなかった。
まず、僕の人生どうしたらもっと良くなるのか?
そして、もし本当にバーズが素晴らしいものだったら、どうして僕は今まで知らなかったんだろう?
さらに、このクラスはどうしてこんなに安いんだろう?

バーズをランすることを習って、バーズを2回受けて… 終わったころには、今まで僕は時間とお金を無駄にしてきたことを確信していた。

その夜、古い友達とビーチ沿いで食事をした。
夜が更けていくとともに、僕の人生はそれまでとは違うと徐々に気づきつつあった。

それはサンディエゴのタイ料理屋だった。
スープを飲みながら、何故今までこのレストランの名前を聞いたことがないのか不思議だった。
その味は世界でも有名であるべき店だと思わせた。

少したってからそれはそのレストランとはあまり関係がないことだと気づいた。
食事のあと、僕らはビーチを歩くことにした。

歩きながら、その夜の月と星の美しさには驚いた。
目がくぎ付けだった。それは僕のためだけにあるような気がした。
ビーチから道路に敷いてあるただの木の階段すら同様に目に映った。
砂や冷たい冬の風さえ僕をやさしく包みこんでくれているようだった。

何かが違っていた。
自分を守るために、世の中と戦わなくてもいいんだ、逃げなくても、隠れなくてもいいんだ、もっと楽しめるものなんだと、僕の人生で初めてそう感じた。

アクセス・バーズを教えてくれた人は、”受け入れること(receiving)” だと言っていた。
僕らの思い込みや考え、観点がどれだけ受け入れることに制限をかけていることか、バーズがそれを変えてくれる…もし、僕がそうさせるなら。

すべて納得のいくことだった。
その日から僕の人生は予想外に広がっていった。
克服するのでも乗り越えるのでもなく、人生を楽しんでいる。

誰にでも他の可能性があることを知っている?
いつも何かあると知っていた?

 

リッキー・ウイリアムス:元NFLの選手。
輝かしい記録をもつ反面、社交不安障害に苦しんでいたことからヨガ、瞑想、ヒーリングなどを学び、ヨガティーチャーでもある。

 

 
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