山 📖 アッ=トール (トゥール)【第52章】クルアーン~海の波は聞く者にこの物語を伝えている

山 📖 アッ=トール (トゥール)【第52章】クルアーン~海の波は聞く者にこの物語を伝えている
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アッ=トール (アラビア語: الطور, aṭ-ṭūr; meaning: 山) は、クルアーンの第52章で、 49節からなる。この章は、ムーサーにタウラートが啓示されたシナイ山を指すとする説もある。この章名は、1節で言及された「山」(ṭūr)に由来する。

この章では、メッカの不信心者たちが預言者に突きつけた多くの論争が取り上げられている(29節以降)。信者が享受する至福は地獄の苦しみと対比され、預言者はその機会を惜しまず、メッセージを伝え続け、神の審判を確信をもって待ち望むよう促されている。神は、とりわけシナイ山によって、審判の日は必ず来ると約束している。

 

52. THE MOUNT (at-Tur) 52. THE MOUNT (at-Tur)
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الطور【アラビア語】

日本語コーラン第52章

アラビア語 アッ・トール ☟

بِسْمِ اللَّهِ الرَّحْمَٰنِ الرَّحِيمِ

١ وَالطُّورِ

٢ وَكِتَابٍ مَسْطُورٍ

٣ فِي رَقٍّ مَنْشُورٍ

٤ وَالْبَيْتِ الْمَعْمُورِ

٥ وَالسَّقْفِ الْمَرْفُوعِ

٦ وَالْبَحْرِ الْمَسْجُورِ

٧ إِنَّ عَذَابَ رَبِّكَ لَوَاقِعٌ

٨ مَا لَهُ مِنْ دَافِعٍ

٩ يَوْمَ تَمُورُ السَّمَاءُ مَوْرًا

١٠ وَتَسِيرُ الْجِبَالُ سَيْرًا

١١ فَوَيْلٌ يَوْمَئِذٍ لِلْمُكَذِّبِينَ

١٢ الَّذِينَ هُمْ فِي خَوْضٍ يَلْعَبُونَ

١٣ يَوْمَ يُدَعُّونَ إِلَىٰ نَارِ جَهَنَّمَ دَعًّا

١٤ هَٰذِهِ النَّارُ الَّتِي كُنْتُمْ بِهَا تُكَذِّبُونَ

١٥ أَفَسِحْرٌ هَٰذَا أَمْ أَنْتُمْ لَا تُبْصِرُونَ

١٦ اصْلَوْهَا فَاصْبِرُوا أَوْ لَا تَصْبِرُوا سَوَاءٌ عَلَيْكُمْ ۖ إِنَّمَا تُجْزَوْنَ مَا كُنْتُمْ تَعْمَلُونَ

١٧ إِنَّ الْمُتَّقِينَ فِي جَنَّاتٍ وَنَعِيمٍ

١٨ فَاكِهِينَ بِمَا آتَاهُمْ رَبُّهُمْ وَوَقَاهُمْ رَبُّهُمْ عَذَابَ الْجَحِيمِ

١٩ كُلُوا وَاشْرَبُوا هَنِيئًا بِمَا كُنْتُمْ تَعْمَلُونَ

٢٠ مُتَّكِئِينَ عَلَىٰ سُرُرٍ مَصْفُوفَةٍ ۖ وَزَوَّجْنَاهُمْ بِحُورٍ عِينٍ

٢١ وَالَّذِينَ آمَنُوا وَاتَّبَعَتْهُمْ ذُرِّيَّتُهُمْ بِإِيمَانٍ أَلْحَقْنَا بِهِمْ ذُرِّيَّتَهُمْ وَمَا أَلَتْنَاهُمْ مِنْ عَمَلِهِمْ مِنْ شَيْءٍ ۚ كُلُّ امْرِئٍ بِمَا كَسَبَ رَهِينٌ

٢٢ وَأَمْدَدْنَاهُمْ بِفَاكِهَةٍ وَلَحْمٍ مِمَّا يَشْتَهُونَ

٢٣ يَتَنَازَعُونَ فِيهَا كَأْسًا لَا لَغْوٌ فِيهَا وَلَا تَأْثِيمٌ

٢٤ وَيَطُوفُ عَلَيْهِمْ غِلْمَانٌ لَهُمْ كَأَنَّهُمْ لُؤْلُؤٌ مَكْنُونٌ

٢٥ وَأَقْبَلَ بَعْضُهُمْ عَلَىٰ بَعْضٍ يَتَسَاءَلُونَ

٢٦ قَالُوا إِنَّا كُنَّا قَبْلُ فِي أَهْلِنَا مُشْفِقِينَ

٢٧ فَمَنَّ اللَّهُ عَلَيْنَا وَوَقَانَا عَذَابَ السَّمُومِ

٢٨ إِنَّا كُنَّا مِنْ قَبْلُ نَدْعُوهُ ۖ إِنَّهُ هُوَ الْبَرُّ الرَّحِيمُ

٢٩ فَذَكِّرْ فَمَا أَنْتَ بِنِعْمَتِ رَبِّكَ بِكَاهِنٍ وَلَا مَجْنُونٍ

٣٠ أَمْ يَقُولُونَ شَاعِرٌ نَتَرَبَّصُ بِهِ رَيْبَ الْمَنُونِ

٣١ قُلْ تَرَبَّصُوا فَإِنِّي مَعَكُمْ مِنَ الْمُتَرَبِّصِينَ

٣٢ أَمْ تَأْمُرُهُمْ أَحْلَامُهُمْ بِهَٰذَا ۚ أَمْ هُمْ قَوْمٌ طَاغُونَ

٣٣ أَمْ يَقُولُونَ تَقَوَّلَهُ ۚ بَلْ لَا يُؤْمِنُونَ

٣٤ فَلْيَأْتُوا بِحَدِيثٍ مِثْلِهِ إِنْ كَانُوا صَادِقِينَ

٣٥ أَمْ خُلِقُوا مِنْ غَيْرِ شَيْءٍ أَمْ هُمُ الْخَالِقُونَ

٣٦ أَمْ خَلَقُوا السَّمَاوَاتِ وَالْأَرْضَ ۚ بَلْ لَا يُوقِنُونَ

٣٧ أَمْ عِنْدَهُمْ خَزَائِنُ رَبِّكَ أَمْ هُمُ الْمُصَيْطِرُونَ

٣٨ أَمْ لَهُمْ سُلَّمٌ يَسْتَمِعُونَ فِيهِ ۖ فَلْيَأْتِ مُسْتَمِعُهُمْ بِسُلْطَانٍ مُبِينٍ

٣٩ أَمْ لَهُ الْبَنَاتُ وَلَكُمُ الْبَنُونَ

٤٠ أَمْ تَسْأَلُهُمْ أَجْرًا فَهُمْ مِنْ مَغْرَمٍ مُثْقَلُونَ

٤١ أَمْ عِنْدَهُمُ الْغَيْبُ فَهُمْ يَكْتُبُونَ

٤٢ أَمْ يُرِيدُونَ كَيْدًا ۖ فَالَّذِينَ كَفَرُوا هُمُ الْمَكِيدُونَ

٤٣ أَمْ لَهُمْ إِلَٰهٌ غَيْرُ اللَّهِ ۚ سُبْحَانَ اللَّهِ عَمَّا يُشْرِكُونَ

٤٤ وَإِنْ يَرَوْا كِسْفًا مِنَ السَّمَاءِ سَاقِطًا يَقُولُوا سَحَابٌ مَرْكُومٌ

٤٥ فَذَرْهُمْ حَتَّىٰ يُلَاقُوا يَوْمَهُمُ الَّذِي فِيهِ يُصْعَقُونَ

٤٦ يَوْمَ لَا يُغْنِي عَنْهُمْ كَيْدُهُمْ شَيْئًا وَلَا هُمْ يُنْصَرُونَ

٤٧ وَإِنَّ لِلَّذِينَ ظَلَمُوا عَذَابًا دُونَ ذَٰلِكَ وَلَٰكِنَّ أَكْثَرَهُمْ لَا يَعْلَمُونَ

٤٨ وَاصْبِرْ لِحُكْمِ رَبِّكَ فَإِنَّكَ بِأَعْيُنِنَا ۖ وَسَبِّحْ بِحَمْدِ رَبِّكَ حِينَ تَقُومُ

٤٩ وَمِنَ اللَّيْلِ فَسَبِّحْهُ وَإِدْبَارَ النُّجُومِ

 

山 アッ=トール (トゥール) 朗読音声

 

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山 アッ=トール (トゥール)【日本語訳】

日本語訳クルアーン第52章
 

慈悲あまねく、慈悲深いアッラーの御名において。
1 かの (シナイの) 山にかけて

2 記された書にかけて。

3 広げられた羊皮紙の中に。

4 訪れの絶えないかの家にかけて。

5 高く掲げられた天蓋の空にかけて。

6 満々とみなぎる海にかけて。

7 あなたの主の懲罰は必ず起こる。

8 何ものも、それを追い払えない。

9 その日、天は揺れに揺れて、

10 山々は動き出す。

11 その日、嘘だとした者に災禍あれ。

12 無駄話に興じていた者たちに。

13 その日、彼らは地獄の火炎の中に押し込められる。

14 「これこそ、あなたがたが嘘だとしていた火炎。

15 これは魔術か。それとも、あなたがたには見えないのか

16 その中で焼かれなさい。耐えようが耐えまいが、あなたがたには同じこと。ただあなたがたの行ってきたことに報いられるだけ」。

17 本当に、畏れる者は至福の楽園の中にいて

18 主が彼らに与えるものに歓喜する。主は彼らを、業火の懲罰から守る。

19 「満ち足りて食べ、飲みなさい、あなたがたの行ってきたことのために」。

20 彼らは並べられた座の上にくつろぐ。われらは彼らを、すばらしい瞳の者と連れ添わせる。

21 信じる者たち、また信仰において彼らに従ったその子孫たち。われらは彼らとその子孫とを一緒にさせる。 われらは彼らの行いを、何ひとつ切り捨てない。誰であれ、自分の得てきたことだけが返ってくる。

22 果実も、肉も、われらは彼らのほしいままに供する。

23 彼らは杯を交わし合う。その中で無駄話も、罪 (の衝動) も起こらない。

24 彼らのあいだを、隠された真珠のような少年たちがもてなして巡り回る。

25 彼らは互いに近づき、尋ねあう。

26 彼らは言う。「これ以前の私たちは、身内の中にいてさえ畏れかしこむばかりであった

27 しかしアッラーは私たちをいつくしみ、熱風の懲罰から私たちを守ってくれた。

28 本当に私たちは、以前からこの御方に祈っていたものだった。本当にもっとも徳ある御方、もっとも慈悲深い御方」。

29 (ムハンマドよ、)それゆえ彼らに想い起こさせなさい。あなたの主の恩寵により、あなたは占者でもなく、とり憑かれた者でもない。

30 それとも彼らは、「ただの詩人だ。彼に凶運が巡ってくるのを待とう」とでも言うのか。

31 言いなさい。「待っていなさい。本当に私も、あなたがたと共に待つとしよう」。

32 それとも彼らの夢想がそう (言うよう) 命じているのか。それとも彼らは逸脱した民なのか。

33 それとも彼らは「彼 (ムハンマド) がでっち上げたものだ」とでも言うのか。いいや、彼らは信じていないのである。

34 もし彼らが真実を語っているのなら、彼らに、これと同じような話をもって来させなさい。

35 彼らは、無から創造されたのではないのか。それとも彼らが (彼ら自身の) 創造者なのか。

36 それとも彼らが諸天と大地を創造したのか。いいや、彼らには何の確信もないのである

37 それともあなたの主の宝庫が、彼らの許にあるというのか。それとも彼らが、その管理をする者なのか。

38 それとも彼らには、(天に届く) 梯子があって、そこでのことを聞けるのか。それなら聞いた者に、明白な根拠をもって来させなさい。

39 それともかの御方には娘があり、あなたがたには息子があるというのか。

40 それともあなた (ムハンマド) が彼らに代価を求め、それで彼らが借財を負うことにでもなったのか。

41 それとも目には見えないもの (の知識) が彼らの許にあり、それを書きとどめておくことでもできるのか。

42 それとも彼らは、(預言者に対して) 何か企んでいるのか。しかし、(真理を) 拒む者たちの方こそ企みにかかるもの。

43 それとも彼らには、アッラーの他に神があるのか。彼らが同列に連ねるものを超越するアッラーに讃美あれ。

44 たとえ空のかけらが落ちてくるのを見ても、彼らは「積み重なる雲に過ぎない」と言うだろう。

45 それゆえ彼らを放っておきなさい。彼らが昏倒するその日まで。

46 その日、彼らの企みは何の役にも立たず、彼らにはどのような助けもない。

47 本当に、不正をなす者にはその他の懲罰がある。しかし、彼らの多くはそれを知らない。

48 (ムハンマドよ、)それゆえあなたの主の決着までよく耐えていなさい。本当にあなたは、われらの見守るところにある。起き上がるときには、称賛をもってあなたの主を讃美しなさい。

49 夜のあいだも讃美しなさい。星々が遠のいてゆく後にもまた。

 

山 アッ=トール (トゥール)の解説と解釈

解説と解釈クルアーン第52章
 

☪︎ かの山にかけて

クルアーン第52章1節

かの山とは、モーセが預言を授けられたシナイ砂漠にある山のことを指す。羊皮紙に書かれた経典(kitabun mastur)はタウラート(モーセ五書)を意味し、訪れの絶えないかの家(al-bayt al-ma’mur)はカアバを意味する。これらのことはすべて、神による懲罰の日が必ず来ることを物語っている。全能の神は、預言者たちを通して、まさにこの知らせを繰り返し伝えてこられた。これは古代の聖典にも記されている。天と地は、その静かな言葉でこのことを告げている。海の波は、聞く者すべてにこの物語を伝えている。

☪︎ あなたがたには見えないのか

人間は自分の行動が招いた結果と向き合わなければならない。神はその結果を予告されている。警告を受けても今すぐ正気に戻らない者たちの怠慢と傲慢は、最終的に痛ましい罰を受けることになる。そこから逃げようとしても、どこにも逃げ場は見つからない。

☪︎ 畏れる者は至福の楽園の中にいて

クルアーン第52章17節

人間にとって最凶の犯罪は、真理を否定すること。そしてこれは、さらなる別の犯罪を生むことになる。また、人間の最良の美徳は真理を受け入れること。他のすべての美徳は、このことの結果として生まれる。

真理を受け入れることによって、人間は自分自身の尊厳や威信を損なうことになる。だから、そのような受け入れは人間にとってきわめて困難なこと。神への強い畏れの念から本当に真摯になった者だけが、それを成し遂げることができる。この大きな徳を持っていることを示した者は、楽園という永遠の祝福への扉が開かれるにふさわしい。

☪︎ 彼らとその子孫とを一緒にさせる

クルアーン第52章21節

子どもの養育とは非常に重要で骨の折れる仕事である。信仰者として育てられた子どもは、両親もまた信仰者としてこの世を去ったという条件において、天国で再び両親と共に過ごす。すべての人間が、各々にふさわしいものを授かることになる。

来世では、ある人の罪が、他の者の罪になるということは起こらない。自分の正しい行いと信仰に基づいていなければ、誰も楽園に入ることはできない。両親が楽園の高い階層におり、その子供たちが他の階層にいる場合、子供たちは両親と合流し、幸福がさらに増すことだろう。

妻や子供たちに囲まれているにもかかわらず、常に神への畏れに心を揺さぶられ、自分の希望と畏れを唯一の神と結びつけている者だけが、楽園の崇高な世へ入る権利を与えられる。

☪︎ 畏れかしこむばかりであった

族や友人についての不安を拭えずにいる。しかし影のようにつきまとい続けたそうした不安も、天国では神の恩寵によりすべて取り除かれる。

☪︎ 「彼がでっち上げたものだ」とでも言うのか

クルアーン第52章33節

ある者は真理の呼びかけに対して反論の余地がないにもかかわらず、それを受け入れようとしないとき、その者は真理の伝道者の人格を非難し始める。つまり、伝道者の言葉ではなく、伝道者の人格を攻撃の対象とするのである。このような横柄な態度ゆえに、預言者を「詩人」や「狂人」と呼び始めたのである。彼らは、真理を求める預言者の呼びかけに理性で対抗することができなかった。そこで、預言者を中傷し始めた。

預言者は、神から啓示を受けたことを伝えるものだ。そして、神の言葉を繰り返す者の語りは、他の者のそれとは明らかに異なっており、誰もそれには及ばない。これこそ、彼の語る言葉が神のものであることの最大の証拠である。

☪︎ 彼らには何の確信もないのである

神に代わって宣言された現実は、すべて合理的で完全に理にかなっている。それらに心を向けるなら、誰もが容易に理解することができる。それなのに、なぜ人々はそれらを拒絶するのか。その理由は、来世に対する不信感にある。人々は、来世で自分がどんな仕打ちを受けなければならないかを真剣に、肯定的に信じていない。そのため、これらの事柄に真剣に取り組んでおらず、理解できるはずもない。善行に対する報いをしっかりと確信することができれば、それまで理解することが困難であったことも、直ぐにたやすく分かるようになる。

☪︎ 彼らは「積み重なる雲に過ぎない」と言う

クルアーン第52章44節

否定する者たちは証拠を求めるが、否定する者たちの目的はただ否定することにあるのであって、たとえ「空のかけらが落ちてくる」ようなことが起きようと、それを証拠として受け入れることはせず、むしろ自分たちの否定を補強するものとして読み替えてしまうだろう。

古代のマッカの人々は、空から神の懲罰の手が降り注ぐのを見ると、「ただの雲だ」と言った。なぜそのような傾向があったのだろうか。それは、彼らが神の力を受け入れなかったからではない。本当の理由は、預言者が本物の預言者であるかどうかを疑っていたからである。目の前にいて、明らかに自分たちと同じように見える人物を否定することが、自らの身に破滅の天を降ろすほどの大罪になり得るということが、彼らには到底信じられなかったのである。

預言者ムハンマドの人格は、その時代の人々の間で論争の的となった。当時の彼は、人々から見れば、まだ何の権威もなかったのである。しかし、疑いのベールを破って現実を見ることこそ、人間の真の試練である。論争の的になっているように見える人格の中に、確固たる本質を見出すことができなければならない。

このことは、さまざまな困難があっても、神の目から見て完成に達するまでダアワを続けるべきだということである。この限界に達したとき、神の決断が下される。これによって、それまでは単なる理屈でしかなかった真理と偽りの区別が明確になる。この期間は、伝道者は完全に神の保護下にある。人々に伝道する者の務めは、神に集中することであり、常に神の保護下にあると信じることである。

 
 

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クルアーン和訳
 

THE MOUNT (at-Tur)【英語訳】

英語訳クルアーン第52章
 

英語 アッ=トール ☟
In the name of God the Gracious, the Merciful.
1 By the Mount.

2 And a Book inscribed.

3 In a published scroll.

4 And the frequented House.

5 And the elevated roof.

6 And the seething sea.

7 The punishment of your Lord is coming.

8 There is nothing to avert it.

9 On the Day when the heaven sways in agitation.

10 And the mountains go into motion.

11 Woe on that Day to the deniers.

12 Those who play with speculation.

13 The Day when they are shoved into the Fire of Hell forcefully.

14 “This is the Fire which you used to deny.

15 Is this magic, or do you not see?

16 Burn in it. Whether you are patient, or impatient, it is the same for you. You are only being repaid for what you used to do.”

17 But the righteous will be amid gardens and bliss.

18 Enjoying what their Lord has given them, and their Lord has spared them the suffering of Hell.

19 Eat and drink happily, for what you used to do.

20 Relaxing on luxurious furnishings; and We will couple them with gorgeous spouses.

21 Those who believed and their offspring followed them in faith – We will unite them with their offspring, and We will not deprive them of any of their works. Every person is hostage to what he has earned.

22 And We will supply them with fruit, and meat; such as they desire.

23 They will exchange therein a cup; wherein is neither harm, nor sin.

24 Serving them will be youths like hidden pearls.

25 And they will approach one another, inquiring.

26 They will say, “Before this, we were fearful for our families.

27 But God blessed us, and spared us the agony of the Fiery Winds.

28 Before this, we used to pray to Him. He is the Good, the Compassionate.”

29 So remind. By the grace of your Lord, you are neither a soothsayer, nor a madman.

30 Or do they say, “A poet?we await for him a calamity of time”?

31 Say, “Go on waiting; I will be waiting with you.”

32 Or is it that their dreams compel them to this? Or are they aggressive people?

33 Or do they say, “He made it up”? Rather, they do not believe.

34 So let them produce a discourse like it, if they are truthful.

35 Or were they created out of nothing? Or are they the creators?

36 Or did they create the heavens and the earth? In fact, they are not certain.

37 Or do they possess the treasuries of your Lord? Or are they the controllers?

38 Or do they have a stairway by means of which they listen? Then let their listener produce a clear proof.

39 Or for Him the daughters, and for you the sons?

40 Or do you demand a payment from them, and they are burdened by debt?

41 Or do they know the future, and they are writing it down?

42 Or are they planning a conspiracy? The conspiracy will befall the disbelievers.

43 Or do they have a god besides God? God transcends what they associate.

44 Even if they were to see lumps of the sky falling down, they would say, “A mass of clouds.”

45 So leave them until they meet their Day in which they will be stunned.

46 The Day when their ploys will avail them nothing; and they will not be helped.

47 For those who do wrong, there is a punishment besides that; but most of them do not know.

48 So patiently await the decision of your Lord, for you are before Our Eyes; and proclaim the praises of your Lord when you arise.

49 And glorify Him during the night, and at the receding of the stars.

 

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参考図書: