アクセスバーズのホープス&ドリームス
ホープス&ドリームスは アクセス・バーズ のなかのポイントの一つにあるものです。
他のポイント同様、バーズの特定のポイントに関連する自分のものではない考え・気持ち・感情を手放すのに役立ちます。
まず問いかけたいことは「自分のホープス&ドリームス(夢や望み・期待)は本当はどれくらいが他人のもの?」
ほとんどの親はわたしたちにホープス&ドリームスを持っていたはずです。
それは彼らが人生をどのように見ているか、何が重要かという信念に基づいたものです。
両親があなたに抱いていたホープス&ドリームスは何ですか?
あなたにいい結婚をしてほしいと願っていた? いい大学にいってほしい? 弁護士になってくれたら? 子供をたくさん? 国のスポーツ代表選手に?
あなたは、そんな親の夢をかなえようとしてきた? それともそれに逆らってきた?
親や先生、文化や信仰のリーダーたちは、人生の価値観や目標をわたしたちに明確にさせるのが自分たちの務めだと信じている傾向にあります。
そして、そういうものとは違った個々の願望があるということは、あまり考慮に入れられてはいません。
悪気があってそうしているのではなく、彼らももともと自分のものではないものを拾い集めできてしまったパラダイムを超えた考え方ができずにいるだけなのです。
よく見つめなおしてみてください。
あなたが抱いてきた夢や期待、目標、強い願望は本当に自分のものだったのか?
それらのうち、どれくらいがうまくいっているといえますか?
残念ながら、多くの人が仕事や人間関係、他のことでも自分に合っていなかったと感じるようです。
だとしたら、これを変えることができるということを知ってください。遅すぎるということはありません!
変えるためには大きく2つのステップを踏んでいきます。
一つめは、抱いてきたホープス&ドリームスのうち、どれが本当は自分のもので、どれが他人のものだったかを見極めていきます。
バーズをランすることと、問いかけをすることは、このことをはっきりさせるのにとてもいい方法です。
このステップは、あなたの持っていた考え・気持ち・感情が本当は自分のものではないというアウェアネスを得るのにいい練習となるでしょう!
2つめのステップは、あなたのホープス&ドリームスが成し遂げられるものなのかどうかを考えてみます。
わたしたちのホープス&ドリームスは現実的なものというより、世の中がそうあってほしいと望んでいるものだったりすることがよくあります。
またこのような場合も結局はうまくいかないものです。
偉大な画家になる夢や、自分の好きな野球チームの選手になること、世界中をまたにかけた政治家になることなど、あなたはこれらを成し遂げることができましたか?
このような夢はたいていは叶えられずにいるものです。
人生の大半をこの叶えられない夢を追って過ごすか、または達成できないことで自分を責めるようになってしまうかもしれません。
ドリームスに役立つ問いかけは
わたしは自分の才能・能力をこの分野においてどれだけ知っている?
このドリームの価値は?
自分にとって達成することの意味は?
自分自身のことと、このドリームについてわかろうとしていないことがある?
残念ながら、ドリームスは気づきの状態にはあまり関わってこないものです。
気づきの状態とは、大きくがっかりするようなこともあり、時にとても不愉快なものです。
ですが、それはもっといい結果を招いてくれたり、もっと創造的で楽しい人生に導いてくれるものです。
ホープスもまたドリームスと同様に気づきに基づいてはいません。
わたしたちのホープスは、夫がお酒を断ってくれたらと期待したり、子供がこのような人になってくれたら、いつの日か世界平和が、この人こそ選挙で、などなど。
ギャリー・ダグラス は次のように言っています。
ホープスは知らないふりをしているもの。
ホープス&ドリームスから抜け出し、自分が知っているということに気づけば、人生たやすくなってきて、うまくいかないことも少なくなってくる。
ホープス&ドリームスがいいとか悪いではなく、ただそれらは、わたしたちがアウェアネスでうまくいく選択をすることから遠ざけようとするものだ。
もし、ホープス&ドリームスを捨てて気づきを持ちたいと思ったら?
そうしたらあなたが本当に望む人生を創っていくことができるだろう。