すべては選んでいること?by クースティ・テイラー
アクセス・コンシャスネス のニュージーランドでの7デイイベントに参加して、はっきりとクリアになってきたことがあります。
それは、わたしたちは人生を自分で純粋に選んで生きているということです。
そして、わたしはこのことを自分の息子とじっくり話してみることにしました。
わたしの11歳の息子は、遺伝子疾患(ハンター症候群)を患い入院と手術を繰り返していて、ゆっくりと死に向っているようなのです。
「ねえ、ジャック、あなたはもうハンター症候群じゃないってことを選べるのよ。治って痛みもなく、違う身体にすることを選べるの。」
「知ってるよ!でもそうしたくないんだ。」
息子が言ったことにわたしは面食らってしまいました。
「そう…、でもどうして?」
「人と違うのが好きなんだ。注目してもらえるし。」
「わかったわ、その身体で病気でいることを選んでいるのね。でもね、もうわたしをコントロールするためにそんな事しなくてもいいのよ。」
「…うん、わかったよ。それでも変わらないよ。」
「そう…、逝くことを選ぶ前に何かしたいことある?」
「来年、アメリカに一緒にいきたい。」
「いいわよ。他にとどまっていなくちゃいけない理由はあるの?」
「あるよ、お母さん!」
わたしたちは一緒にエグジットレフト Exit Stage Left クリアリングをしました。
一年前からどうしてもできなかったことです。
生まれたときから死を選んでいる(生きることを選ぶかも?)11歳の男の子に何を問いかけたらいいのでしょう?