馬に何かとり憑いている?
もし馬が反抗的な態度や、妙で意味不明な行動をとっていたとしたら、それはひょっとしてエンティティがのり移っているのかも?
おそらくみなさんは、とり憑かれた家の話は聞いたことがあるでしょう。でも、とり憑かれた馬って?
「そんなこともあるんですよ!」と、アクセス・コンシャスネス の創始者でベストセラー作家の ギャリー・ダグラス は言います。
エンティティとは、はっきりとしたアイデンティティを持つエナジーです。
わたしたちもエンティティなのですが、身体も持っています。
身体を持っていないエンティティは霊または幽霊などと呼ばれています。
それらは他の身体に入り込むことができますが、留まっているという意識がありません。
ダグラスは馬からエンティティをクリアにし、驚くような結果を出しています。
彼の友達の馬はとても変わった馬でした。
大きな高い肩をして、お尻の方は、細くすぼんでいたのです。
「あんな醜い生き物を見たことがなかったくらいです」ダグラスは思い返して言いました。
何か他の種のエンティティがその馬の身体に入っているのかとダグラスが聞くと、その答えはイエスでした。
そして、その種というのはヌーだったのです。
どうやら、テキサスの動物園で死んだヌーの霊が、この馬の身体を見つけ、乗っ取ったようでした。
ダグラスは、ヌーのエンティティをクリアにし、アフリカに送り返したところ、この馬の外見も全く変わっていったのです。
一年後ダグラスが、その馬に再会したとき、同じ馬だとは気づかなかったほどでした。
「それは、見たこともないような美しい馬でした。
首肩はすらりと変わっていて、曲がっていた足も直っていました。
たてがみもしっぽも美しく長く伸びていたのです。」
いつエンティティが馬の身体に入り込んだんでしょう?
こういうことはトラウマ的な出来事、たとえば麻酔を使った手術の間に起こったりしやすいのです。
この馬とヌーの場合は、馬が生まれたときに起こったようです。
ヌーのエンティティがクリアになって馬は生まれて初めて本来の姿を取り戻し始めました。
また別の馬は犬のエンティティを持っていました。
犬のようにオーナーのポーチに前足を立ててちょこんと座っていました。
そして犬用の水の入ったボウルから水を飲んでいたのです。
ふつうの馬は他と群れをなすものですが、この馬は他と離れているのを好んでいました。
エンティティがクリアになると、ようやく他の馬と馴染むようになり、ポーチに座るのではなく、馬らしく寝転ぶようになったのです。
エンティティをクリアするのは意外と簡単に習えます。
ダグラスはコスタリカで行ったワークショップでデモンストレーションをしたことがあります。
「この馬はエンティティ持っている?」「何のエンティティ?」
たしかにエンティティを持っていました。それもキリンのだったのです。
ダグラスによれば、動物に何のエンティティが入っているかと聞いていくと、その姿がフラッシュしてくるそうです。
参加者たちがじっくりとその馬を見つめてみると、やはりキリンの顔をしているように見えました。
そしてエンティティが クリアリング されると、ただの馬の顔をしていたのです。
何年にも及ぶ、エンティティクリアリングをしてきたダグラスは、動物も人間も似た体型に何度も何度も戻ろうとするということを見てきました。
「生まれ変わったら自由に走れる馬になりたい…」などと言うと、本当にそう選んでしまうかもしれません。
それを実際に望みますか?
馬に人間のエンティティが入った場合、そのエンティティの考えが馬に影響してきます。
時には、エンティティは馬の身体を抜け出そうと試みたりもします。
これは、馬のイライラした行動として見られます。
人に向かって突き進んできたり、乗っている人を振り落とそうとしたりです。
そのような馬はエンティティをクリアにしてあげると変わる可能性が高いです。
ではどうやってエンティティ取り除く?
アクセス・コンシャスネスのツール、問いかけることで簡単にできます。
まず、馬にエンティティがいるか聞いてみます。
そう問いかけている間に軽く感じるなら、その答えはイエスです。
今、現在のことから聞いて、過去のことを聞いていきます。
「あなたは誰?」「あなたは誰だったの?」「その前は誰だった?」「そのまた前は誰だった?」というように問いかけていきます。
こう聞くことで、馬の身体から抜け出せないのではなく選択できることだと気づき始めるのです。
そして「これから、あなたは誰になるの?」と聞くことで、エンティティが自分のあるべき身体に向かっていこうとし始めます。
これと反対に、動物のエンティティが人間に入ることはあるんでしょうか?
一般的にはない、とダグラスは答えます。
人間のエンティティが動物に入ることはあっても、動物のエンティティが人間の身体には入ることはないようです。
「動物たちはそれほど、馬鹿じゃないよ。何のために人間の身体に入る?働かなくちゃならないって知ってるからね。」
ギャリーダグラスの娘で霊能者のシャノンの本『霊と話そう』を読んでみませんか?あなたも動物の霊払いができるようになるかも?