あなたはコンクルーショニストですか? By ギャリー・ダグラス
CONCLUSIONIST コンクルーショニスト=何でも全てコンクルーションする人
CONCLUSION コンクルーション(結論、決定、終末、結び、結果、成果)
あなたはコンクルーショニストですか?
もしそうなら、考えることをやめましょう!
あなたは気づいていますか?正しい答えを見つけようとすることは、すなわち正しい結論を出そうとすることなのですが、そうしてみたところでどれだけ変化があるのかと?
あなたがコンクルーショニストであるなら、アウェアネスではなく常にたくさんの答えを持っています。
あたなの持っている信念と達した結論とが、出来るはずのチョイスと可能性にストップをかけていることになります。
あなたはそうせずにはいられない。ずっとそうし続けるのです!
このことはわたしにとっては悲惨としかいいようがないことです。
考えることが悲惨なことなのに、多くの人は考えることが喜びだと、勘違いして使っているようです。
考えることが喜びだなんていうことをやめるには、その結論をあれこれ楽しむよりも、アウェアネスが得られるような問いかけをスタートしていくこと です。
What is this? これは何?
What do I do with it? これとどうしたらいい?
Can I change it? これを変えられるかな?
If so, how do I change it? もし変えられるなら、どう変えられるかな?
If not, what else is possible? もし変えられないなら、他に何が可能かな?
もし変えられないというアウェアネスがあったら、無理に変えようとしないことです。
ただ “What else is possible?”と問いかけ次に進みましょう。
可能性のドアを開くことで、何が自分にとっていいのか、何処に行くべきなのかということを知ることになります。
そこには軽さがあり、また広がりを感じます。
たとえそれが、どう考えてもありえないようなことだとしても。
頭で考えるよりも、あなたが考えることの悲惨さを手放したとき、ユニバースが何処に行けばいいかを示してくれるのです。
あなたが問いかけをしていき、空っぽになったとき(これがスペースなのです)、コンクルーションには到達出来なくなります。
空っぽとはスペースでコンクルーションとは塊(かたまり)なのです。
可能性(Possibilities)とはスペースからのみ起こります。
機会(Opportunities)とは塊から起こります。
機会とはいつも何が可能かということにリミットを持たせるのです。
選んだことが重い、または固まっている場合はそこに嘘が潜んでいることがあるからです。
その重さには嘘があるためかどうかを問いかけるべきです。
口に出している嘘か、口に出していない嘘か?それがこの重さを創っている?
その嘘についても、結論を下すのではなく、そこで本当の選択をすることが出来るのです。
その嘘を消したときには必ず軽く感じるはずです。
なのでこのような問いかけをしたいわけです。
あなたは結論を出すわけではなくアウェアネスを得るべきです。
考えないことで、悲惨な全て縮小され固まった状態よりも、どれだけすべてが広がり、もっと素晴らしくなっていくかということが想像できますか?
これはただ選べることです!
問いかけすることを始めて、問いかけ続けることです!
結論を下した瞬間に、すでに問いかけの状態ではなくなります。