考えすぎて頭が真っ白? By ギャリー・ダグラス
考えるということはクリエイティブなプロセスではなく、人生の妨げとなり得るものです。
ラニングマシンのベルトのようにミゼリー misery(悲惨(惨め・不幸)な状態、困窮、苦悩、苦痛)を繰り返させるための落とし穴なのです。
もし考えて解決できる問題であれば、もうすでに出来ているはずです。
考えるということは完璧な落とし穴なのです。
それはわかっていることの中から何かを見つけ出そうとベルトの上をぐるぐる回り続けるだけ。
考え過ぎるということは、あなたのアウェアネスとブリリアンス brilliance を隠してしまうことになります。
クリエイトするわけではなく、クリエイトのエナジーに不快さを感じると、頭が真っ白になります。
そこへ自分の世界をコンクルーション conclusions で埋めようとするのですが、それは決して上手はくいきません。
コンクルーションに置き換えるべきものは問いかけです。
“What have I hidden from me, that if I would unhide it, would fill the blank with my true creative capacities?”
“What am I capable of that I don’t know I am capable of?”
“What would I really like to create here?”
もし頭が真っ白…となったら、これらの問いかけをしていきましょう。
あなたのクリエイティブな能力が広がってくるはずです。
コンクルーションで現状維持を保つのではなく、アウェアネスで世界が変わり始めるかもしれません。
あなたは世界を変えるためにやって来たということに気づいていますか?
そう出来ている? どうして出来ていない?
あなたは自分の周りの全てを変えたいとは思っていないでしょう。
今何をすべきか、何故これをすべきか、効果的にするにはどうしたらいいかを見つけ出そうと考え続けているだけ。
そんなことを考えるのに時間を費やすよりも
“What can I be today to change the world right away?” と問いかけるべきです。
考えることはジョイ・オブ・リビング joy of living から遠ざけてしまいます。
頭でっかちな人はいつも何かをやるべきかどうか、まず試してやってみるのではなく考え迷っているのです。
考えてもきりがありません。
考えすぎる人は、実際に考え続けていたような違った現実を創っていくのではなく、頭の中でしか生きていけません。
本当に人生を芸術的に創っていくということは、人が今まで行ったこともないようなところに行きたくなるよう問いかけをいとわずにしていくこと。
あなたは考えて考えて変わることにリミットを持っていたいですか?
それとも世界を変えるアーティストになりたくはないですか?
真っ白にならないでください、ただ選ぶのです!
いつでもまた選びなおせばいいのです。今から10秒後でも。
What if that is the true joy of thinking?