誕生日というのは特別なもの
誰にとっても、自分の誕生日というのは特別なものです。誕生日の当日、もしくはその前後の数日間に、なにか特別なことが起こっています。
実際に起こる出来事とは限らず、気分の大きな変化であったり、心の中での気づきや新たな考えが芽生えてきたりということもあるでしょう。
何か新しいものが人生に入り込んでくるのを感じとりましょう。あなたにとって重要なメッセージが運ばれてくるのです。
誕生日からの12日間は、じっくり内観して日記を書くなど、細かく記録しておくことをおすすめします。この12日間は、これからの1年間を示唆しています。
12日間の出来事に適切に対応していくことで、その年に起こることを実際に変えることが可能なのですから、ぜひ毎年の慣例にしたいものです。
12日間が1年間を凝縮
その12日間が、この先の1年間を凝縮していると考えます。12日間の1日目に起こることが、誕生日から先の1か月の中で同じような経験をするであろうというものです。
例えば、あなたの誕生日が8月10日であれば、第1日目は8月10日から9月9日までに当てはまり、第2日目のことは月は9月10日から10月9日まで、というようにみていきます。
これはあくまで目安であって、実際には少し前後することも考慮しましょう。きっちりと10日で変わるというわけではなく、おおざっぱに考えてください。
12日間の各日には、それぞれの月からのメッセージや課題が届けられてきます。
例えば、12日間のある日に、何らかの問題が発生したとします。それは大抵、わたしたちに何かを教えてくれようとしています。もし、その日に冷静になって問題を解決できれば、その年やその日に当てはまる月にその問題に対処する必要はなくなるかもしれません。
しかし、もしその問題に圧倒されて挫折を感じているのなら、もう一度その問題を処理するチャンスが与えられるかもしれません。
自分の誕生日から始まる最初の12日間に注目すると、その年に何が起こるかがわかるので、その間に自分の行動や感情をコントロールすることで、その年をより良くすることができるかもしれないというわけです。
月ごとにテーマがある
もうひとつの方法は、1年間で1か月ごとにテーマがあるという考え方です。
最も重要なのは12ヶ月目、つまり誕生日の前の最後の1ヶ月です。この月は、たとえ衝動にかられても、新しいことを始めてはいけない月です。
その代わり、やりかけのことをできるだけ多くやり遂げ、不要なものはすべて処分してしまいましょう。また、十分な休息をとることが大切です。
太陽はエナジーの源です。12ヶ月目の月は、わたしたち個人のエナジーが充電され、次の年の人生の再出発に備える時期です。この充電が邪魔されると、次の年をより困難なものにしてしまいます。
もし誰かが12ヶ月目に病気になったとしたら、その人は、この月に働きすぎた、十分な休息を取らなかった、体を充電させなかった、などが考えられます。
そしてまた、12か月目に病気になったとしても、手術など大がかりな治療は、できれば避けたいものです。なぜなら、この時期は身体の回復力が低下しており、急性の病が治るどころか、慢性化する可能性が高いからです。
12か月目は気をつけて
>12ヶ月目には何か新しいことを始めたくなることが多く、それに取り組み始め夢中になりったりすることもあるでしょう。
その月はなんとか体調を崩さずに過ごせるかもしれませんが、誕生日を迎えてすぐに体調を崩したり、新しい年をきちんと迎えるどころか、何日もベッドで体力回復に費やすことになりかねません。
ですから12か月目は特に気をつけて過ごすようにしましょう。
誕生日が楽しみになってきましたね。あなたはどんな気づきが得られるでしょうか?